【アレルギー】アメリカの花粉症対策について(2023年3月22日)

医療・薬・予防等に関するお役立ち情報

花粉症の原因は地域により異なりますが、日本と同様にアメリカでも春から秋にかけてがピークとなります。日常生活で早くからできる対策方法、お住まい地域の飛散傾向を確認して、シーズン中の症状をより和らげられるよう予防をしていきましょう。アメリカの一般的な市販薬、日本語でご受診が可能な病院をご紹介していますので、どうぞお役立てください。

日本の花粉症と言えばスギ花粉により引き起こすことが知られているのに対し、アメリカでは主にブタクサ(ragweed)が原因であると言われ、81億人が季節性アレルギー性鼻炎(Seasonal allergic rhinitis)と診断されています。植物タイプは木(tree)、草(grass)、および雑草(weed)の花粉によるもので、春から秋にアレルギー反応を引き起こします。日本からアメリカに来て花粉症状が改善したと思う方がいるかもしれませんが、主となる原因が異なるためですので油断をせずに予防をしていきましょう。

月別花粉ガイド
https://aafa.org/allergies/types-of-allergies/pollen-allergy/を参考に纏めた月別花粉ガイド
花粉で目がかゆくなった男性のイラスト

症状

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目の痒み
  • 目の充血 など

各地域の花粉飛散情報はこちらのサイトPollen.comから確認することができます。

日常生活でできる対策

✔ 花粉飛散情報をチェックし、乾燥していたり風の強い日は外出を控える
✔ ブタクサ花粉の飛散が多い朝と夕暮れを避けて外出する
✔ 外出時にはマスク、眼鏡を着用する
✔ 帰宅後は着替え、手洗い、うがい、洗顔をする
✔ 室内では靴は脱ぐ
✔ 布製ではなく革・合成皮革製を選ぶ
✔ 掃除をこまめにする、水拭きをする
✔ 換気時は短時間にし、なるべく窓を閉めておく
✔ 室内空気清浄機を使用する

アレルギー症状に対する市販薬 over-the-counter (OTC)

例)

  • Claritin
  • Zyrtec
  • Allegra
  • Nasacort
  • Pataday

アメリカの市販薬のご紹介はこちら
すでにアレルギーをお持ちの方、妊娠中の方、他薬を服用されている方は医師と相談されることをお勧めいたします。

日本語で受診が可能な医療機関情報
医療機関名 対応州(遠隔診療含む) URL
SHUICHI KOBAYASHI MD CA, TX, KY, OH, NY, HI https://www.jtelehealth.com/
KURAOKA CLINIC GA, OH, TX http://www.kuraokaclinic.com/
JAPANESE MEDICAL CARE PLLC NY, NJ, CT, MA, PA https://www.jmedical.com/
Yoshiko Ogawa-Reel MD TX https://www.center4allergy.com/japanese
Junichi Ohara MD, Miwako Ohara Hsu MD CA https://sites.google.com/droharaclinic.com/home/home
NAOKO MATSUMOTO MD CA https://matsumotomd.com/en/aboutus/
CHIKA KUWAMA MD(Hibari Family Clinic) NJ, CT, DC, MD, VA https://hibarifamilymedical.com/en/
HIDENAO KIMURA MD LLC OR http://kimuramd.com/contact/

参考:

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