今回は愛犬・愛猫など大切なペットが動物病院を受診した際に、獣医師に処方されるお薬の受け取り方法をご紹介いたします。過去にご紹介した、私たち人間の市販薬・処方薬の受け取り方については、医療・薬・予防等に関するお役立ち情報からご覧ください。
1. 動物病院
動物病院に院内薬局があることが多く、特に抗生物質、鎮痛剤などは受診後にその場で受け取ることができるので便利です。ただ、病院価格でやや高めになることが多いです。もし、在庫がない、取り扱いのない薬の場合は院外の薬局で受け取るよう案内されます。

2. オンライン薬局
店舗を構えないオンラインの動物専用薬局(例Chewy Pharmacy)を通して受け取る方法です。獣医師が提携薬局に手配し後日飼い主の自宅に届くパターンと、飼い主が自身で選んだオンライン薬局に処方箋を送って購入手配するパターンがあります。
3. 一般の薬局
CVSやWalgreensやCostcoなど人間と同じ薬局です。例えば、抗生物質や目薬など一部の薬で取り扱いしていれば受け取ることができます。飼い主がCostco会員であればペットの薬に会員割引が適用されることもあり。
4. コンパウンディング薬局
特殊な投薬を専門としてペット向けに調剤し扱っている薬局。例えば皮膚に塗るジェルタイプ、既定ではなく特定の処方された用量に調整されたカプセルなどが必要とされるときに利用することがあります。薬局で受け取り可能な場合もありますが、一般的には数日から一週間で届く自宅配送が多いです。
保険がなくても割引価格で購入できる方法のご紹介!
アメリカに住む人たちの約67%がペットと暮らしていて、アンケート結果ではそのうち24%がペット保険に加入しているそうです。ですが、人間のように病院や薬局で保険証を提示することはありません。基本、全額払いなため正直高いです。
そこで、ペットのお薬でも割引価格で購入できる方法をご紹介いたします。筆者は猫のインヘーラーを購入する際、右画像で薬名で検索し近くの各薬局では300ドルするところ、GoodRxのクーポンを利用してCVSで168ドル90セントで購入することができました。利用方法は簡単です。アプリ上で薬名を検索し取り扱いやクーポン適用可否を確認、クーポン登録をして、薬局の処方箋を渡す窓口でGoodRxアプリ上のクーポン情報を提示するだけで割引価格を適用してもらうことができました!


ほとんどの動物用の薬には獣医師の処方が必要となり、受け渡し方法や取り扱いは各州ごとの規制により異なります。投与を急ぐ場合は金額に拘らずに、獣医師が推奨する薬局を利用をするとよいでしょう。受け取りまでの手配が早い場合が多いです。
参考: